AOJ0595 - Schedule

DPが出来なさすぎてつらいので練習

AOJ0595(Schedule)

コード

// 8種類の選び方 N日のスケジュール
int dp[8][1010];
const int mod = 1e4 + 7;

int getid(char c)
{
  if (c == 'J') return 0;
  if (c == 'O') return 1;
  return 2;
}

// 責任者が居ない場合を除外
void exclude(int now, int id)
{
  REP(i, 8) {
    if ((i & (1 << id)) == 0) {
      dp[i][now] = 0;
    }
  }
}

signed main()
{
  int N;
  string s;
  cin >> N >> s;

  REP(i, N) {
    // 一日目はJの参加が必須
    if (i == 0) {
      REP(j, 8) dp[j][i] = 1;
      exclude(i, 0);
    } else {
      REP(j, 8) {
        REP(k, 8) {
          // 前日に居た人が一人でも居なければ飛ばす
          if (j & k) {
            dp[k][i] = (dp[k][i] + dp[j][i - 1]) % mod;
          }
        }
      }
    }
    exclude(i, getid(s[i]));
  }
  int ans = 0;
  REP(i, 8) {
    ans = (ans + dp[i][N - 1]) % mod;
  }
  print(ans);

  return 0;
}

メモ

分からなかったのでJOIの解説を見ながら実装した.
dp[出席状況][何日目] = スケジュールの場合の数 を表す.
dp[k][i] = (dp[k][i] + dp[j][i - 1]) % mod は前日までの場合の数( dp[j][i - 1] )を足していく処理.
REP(j, 8) REP(k, 8) の部分で昨日の出席状況に合わせ,ありうる今日の出席状況を全列挙している.(ここでは責任者がいない場合は考慮していない)
そのあとのexclude(i, getid(s[i])) で責任者がいない出席状況のときの場合の数を0 にしている.

出席状況をbitで管理するのは面白いなぁと感じた.

こんな感じで1 が立ってるところは出席していると判断する.

I O J
0 0 0 0
1 0 0 1
2 0 1 0
3 0 1 1
4 1 0 0
5 1 0 1
6 1 1 0
7 1 1 1

exclude() の中で責任者がいない場合を判断するために論理和を使っている.
if (j & k) は前日に居た人が居なかったら飛ばす(鍵が無いので出席できないから)ところでも論理和を使って上手く判定している.

また配るDPは最後に足す処理があることが多いらしい.覚えておこう.

SuperCon2016に参加した話

Supercomputing Contest - Supercomputing Programing Contest Official Site

SuperCon2016の本選に参加しました.

キャンパスを間違えた

SuperConの会場は豊中キャンパスだったのですが,ぼくの調査不足により吹田キャンパスに行ってしまい,無限に時間を溶かしました.申し訳ないです.

大阪大学の学食は美味い

安くて美味しかったです.

色んな人にあった

みんな「THE・オタク」と言った感じで面白かったです.
ゲ・ドリンクくんは過度のストレスにより禿げてました.(マジ)
つよっしーくんは本名が「つよし」ではなかったです.
KO氏はデレステを片手でしていました.
うぃんじー氏はプロでした.
らて氏はルマンドの黄色と紫色の違いが分かるイケメンでした.

内容

n個の頂点,c色に塗り分け,d次の正則グラフの最短経路長の総和(ASPL)をなるべく小さくしようという問題.
SuperConなので東工大の「TSUBAME」を使って高速化しようみたいな感じです.
ぼくはそもそもグラフに関して疎く,今回の問題で沢山の知識を得ました.(ダイクストラ,ワーシャルフロイド,焼きなましとか)
言語はC言語(CUDA)を使いました. CUDAはGPUプログラミングに必要な環境で,TSUBAMEを使うためにはこれが必要でした.

方針としてはRandomに生成したグラフを重みの和が小さくなるようにつけかえていき,これ以上良くならなかったらASPLアスパラを計算して良くしていくという感じです.

ASPLはnが2048くらいになると死ぬほど時間がかかったので辛かったです.

結果

優勝は久留米高専の「GhostDiv」でした. そしてぼくたち沖縄高専「tsuraMI」は7位でした.つらみ.

4問目はなぜかぶっちぎりで1位でしたが,6問目は18位(最下位)など問題によって順位のブレがありました.
また,「GhostDiv」はGPU不使用でした.GPUを使わないチームは強いみたいな風潮があります.

感想

今回はjin先輩にコーディングなど任せっきりだったので,ぼくがやったことと言えばASPL高速化を考える(失敗したが)くらいしかしてません.反省しています.
そのためにはもっと競技力をつける必要があります.PCK,JOIがあることですし,蟻本等読んで勉強していきたいです.
来年は今年以上の結果を出せるようリベンジしたいです.